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2020年3月27日

文化庁「文化×経済 Artist in the Office」プロジェクトに参加

野村ホールディングスは、文化庁が取り組む「文化×経済 Artist in the Office」に参加しました。これは、文化経済戦略の実現に向けた実証実験で、普段アートと接点のない社員が、オフィス内で日常的にアーティストやアート作品と接点を持つと、新しい視点や気付きを得ることにつながるのか、また、業務にどういった影響がもたらされるのかを検証するプロジェクトです。

  • 文化と産業が連携し価値を創出することで、文化芸術が自立的・持続的に発展していくメカニズムを形成しようとするもの

文化庁からの委託を受け、本プロジェクトの運営を行う一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン支援のもと、当社では田中紗樹氏による社員とのアート共同制作ワークショップと完成作品の本社内展示、小松宏誠氏のモビール作品「Air Line」の本社内展示と社員向け鑑賞ワークショップを実施しました。

田中紗樹氏による共同制作ワークショップ「旅するアートの作り方」と公開制作

田中紗樹
1984年、米国カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ、東京在住。2006年女子美術大学 絵画科洋画専攻卒業。米国で生まれ香港に住んだ幼少期の経験から、さまざまな土地や文化に興味を持つ。アトリエでの制作や作品発表のほか、旅先に絵を残す「stay&work」プロジェクトを続ける。生活×旅×制作を織り交ぜ、土地から得るパワーや色を大切にしている。幼いころから続ける書道の影響により、間の取り方、余白のバランス・リズム、大胆な筆致が作品の特徴。

社員との共同制作ワークショップ「旅するアートの作り方(前半)」

ワークショップ作品を使った公開制作

「旅するアートの作り方(後半)」

小松宏誠氏による社員向け鑑賞ワークショップとモビール作品「Air Line」本社内展示

小松宏誠
1981年徳島県生まれ。東京芸術大学大学院修了後、アーティストグループ「アトリエオモヤ」のメンバーとして活動を開始。2014 年に独立。「浮遊」への興味から「鳥」や「羽根」をテーマとした作品を続ける。その経験を生かし「軽さ」「動き」「光」をキーワードに、自然が持つテクノロジーと人間の生み出したテクノロジーが交錯する表現を追求。これまでに、第10回文化庁メディア芸術祭 審査員推薦作品(2006)、DSA日本空間デザイン賞 優秀賞(2015)、レッド・ドット・デザイン賞コミュニケーション部門(2016)などを受賞。

社員向け鑑賞ワークショップ「Air Lineを見る: 対話型美術鑑賞ツアー」

モビール作品「Air Line」の本社内展示

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